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JAMES TYLER VARIAX JTV-89F
数日使ってみての総括です。
とにかく現時点で思い付くだけのここが○!ここが×!をただ列挙してみます。
ここが〇!
・普通にエレキギターとして見てもなかなかの出来で、モデリング部を除外したただのエレキギターとしても十分しっかりと使えます。
・テレキャス、ストラト、レスポール、セミアコ、フルアコ。アコギ、12弦、バンショー、シタールなどとにかくそれ風の音がギターのみで簡単に出せるのは凄い!しかも場面によってはプロでもきちんと使えるレベル。
・チューニングもオリジナルの物を設定出来、それを瞬時に呼びだせるのは便利。
・当然の事ですが、モデリングギターモードの時のノイズの無さには驚かされます。録音の時など全部モデリングで済ませたくなります。
・5Wayピックアップセレクターに好きなパッチ音を自在に保存出来るのは、ライブで便利。
・ギターフレーズやコード進行などを考えている際に、色々な音色に切り替えて、どんどん気分をリフレッシュさせながら作業を楽しむ事が出来る。
・24フレットでロック式アームユニット搭載なので、対応できないジャンルは無さそう。(当方の場合はTremol-no搭載ですので、更に万能です!)
・ジャンボタイプフレットに平らな指板で速いパッセージの運指が楽。チョーキング時の音切れもし難い
・バッテリーの持ちは想像よりも良い。使い込まれた電池でもフル充電で7,8時間以上は十分に持ちそうです。
・専用ソフトWorkbench HDを使用すれば、各パッチレベルや各弦のレベルバランスも変更可能、納得が行くまで調整を追い込めます。ソフトの使い方はシンプルでほぼ直観的に行えます。
ここが×!
・故障が怖い。回路部に水でも入り込んだら一発アウトの様な気がします。しかも故障したら基盤ごとごっそり交換とかになりそうです。
・使われているパーツのクオリティーがやや低い。ペグ、ブリッジなどの品質、精度は悪くはないですが、良くもないです。ペグは交換したくなるパーツの一つです。
・ ヘッドロゴには誇らし気に「James Tyler」とありますが、ギターとしてTylerらしさはこのロゴ以外どこにも見当たらない。別物です。
・モデリングモードのサウンドはどれも完璧にオリジナルと間違う程のクオリティーではなく、アンプの音作りや弾くフレーズによってはかなり不自然さを感じる場面があります。
・モデリングモードは全てブリッジ部に埋め込まれたピエゾマイクからの信号を使いますが、やはり全パッチ共、ピエゾマイク特有のアタック感、アタック音のクセを感じます。この点は弾きはじめて数分で気持ち悪く感じる方もいらっしゃると思います。
・トレモロアームを叩く様な動作をすると、ブリッジのピエゾマイクが綺麗にそのノイズを拾ってしまいます。アームは叩けません・・・
・低音弦(特に6弦)のブリッジミュート(パームミュート)時のサウンドの不自然さは個人的にはちょっと我慢が出来ないレベルです。レスポールモードをディストーションサウンドで試している時など、6弦のブリッジミュート音は絶対に使いたくないくらい酷いサウンドです。少しフェイザーでも掛かっているのか?と思う程、何か硬質で不自然なアタック音が常に鳴ります。これが目立たないパッチもありますが、多くのエレキモデリングサウンドで気になります。バージョンアップでこの辺対策がとられた様ですが、対策後でこれ!?と正直感じました。その他のモデルでは気にならないレベルだと良いのですが、恐らく似た感じでしょう。歪ませて低音弦の重めのブリッジミュート音を多用する方はこの辺要注意です。必ずこの点納得出来るか、購入前に試奏をしてみましょう。ダウンチューニングモードもきちんとチェックしましょう。
・ボディー表面の段差が邪魔。
・アコギサウンドの中に「ナイロン弦」サウンドは絶対に欲しいところです。バージョンアップ期待いたします!
まあすぐ思いつく○と×はこのくらいでしょうか?
○と×全てひっくるめての当方の最終的な採点は100点満点で
90点!です。
そう!結構高得点です。
色々納得出来ない点、問題点はありますが、録音作業をする時にとにかくこの1本がメインギターと別に手元にあれば本当に心強くて、作業もはかどりますし、アイデアや発想が湧く良いきっかけになるのです。あっ!この部分、アコギを加えたらどんな雰囲気になるだろう・・と思った次の瞬間にそれをこのギターでテスト出来ますからね。これは今までのギターには無かったこのVariaxギターの美点だと思います。
ブリッジミュート時の不自然さがなくなれば95点でも良いです。
この問題はピエゾマイクを使用している限りは完全に解決は出来ないのかもしれません。
実はこのブリッジミュートの件は、別に所有しておりますモデリングシステムのBOSS GP-10 とRoland GK-3 の組み合わせの方がかなり優秀です。これは大きな声では言えませんが、VariaxもGK-3みたいなマイクで開発した方が良い結果が得られたんじゃないでしょうか・・・???と思ってしまいます。GK-3はきちんと弦の振動を弦から少し離れた距離に置いたマグネット式マイクで拾っていますので、より自然なミュート感が出せているんだと思います。GK-3仕様のマイクを搭載したVariaxの登場を期待したいです。SuhrやTom Anderson辺りとRolandがコラボして出してくれても良いですが・・・(笑)あぁ!Fenderとコラボしたモデルがありましたね。多分あちらのモデルの方がブリッジミュートに関する問題は少ないかもしれないです。また機会があれば試してみたいです。でもBOSS GP-10 とRoland GK-3の組み合わせで問題が少ないので、試すまでもなくきっと少ないでしょう。。。
ミュート時の音のみに的を絞って音作りすればもう少し良い結果が得られると思いますが、それに合わせてしまうと他の音色では酷くこもった音色になってしまうと思います。これはなかなか困った問題なのです。
また別の機会にBOSS GP-10 とRoland GK-3の組み合わせVS このJTV-89Fのモデリング対決もしてみたいですね。メーカーは嫌がるかもしれませんが・・・
この度も最後までお読みいただきまして有難うございました。
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