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エレキギターのピックアップ(マイク)やギターアンプのレビューを書いたページを読んでいると
よく
「コンプレッション感」
という言葉が出て来ると思います。
ギター教室を運営しておりますと、生徒さんの様々なギターを弾かせて頂く機会が多いのですが、
この「コンプレッション感」がかなり弾き心地(聴き心地)に影響するなぁ~~~と感じます。
で、一言で「コンプレッション感」と言っても、
・ピックアップが要因になるそれ、
・ボディー、ネック材が要因になるそれ、
・弦の種類が要因になるそれ、
・ギターの造り、組み込みが要因になるそれ、
・塗装が要因になるそれ、
様々な要因が考えられますが、エレキギターの場合はピックアップがその性質を決める大きな要因になっている事は確かです。
この「コンプレッション感」ですが、
日本語にすると「圧縮」です。
ギターのエフェクターの中に「コンプレッサー」がありますが、大きな役割の一つはこの「圧縮」です。
そう!分かり易く言うと音圧、音量の圧縮です。
この「コンプレッション感」
当方は好きか?嫌いか?で言うと、
基本的に物凄く嫌いです!
特にピックアップが作り出す「コンプレッション感」は弾いていて物凄く気持ち悪くなります。
実際に当方が感じる「コンプレッション感」を分かり易く図にしてみました。
こんな感じです。
曲線が弾いた音の音量と思ってください。
「コンプレッション感」が強いピックアップの場合、
当方にはこの図の曲線の様に音量やタッチを感じるのです。
良く言うと、音量の粒立ちを揃えてくれます。
しかし悪い言い方をすると、100の強さで弾いているのに、すぐに80くらいの音量に圧縮されて
せっかく100を表現したかったのに、圧縮された分だけ自分の情熱がスポイルされた感じがします。
(100とか80とかの値は感覚的なところを適当に書いているだけですよ。圧縮感はマイクによってかなり異なりますので・・・)
別の言葉で言うと、「コンプレッション感」が無いピックアップは音量レンジが100あるのに
「コンプレッション感」が強いピックアップは音量レンジが80しかないという事になります。
「コンプレッション感」が強いとどんどん素直さが消えていきますしね。
まぁここでは分かり易い様に「音量」と書いてますが、アタック感を抑えられるというのは音質にモロに影響します。
もうね、これは萎えるなんてもんじゃないんです。
この点で、当方がぶっ飛んだのが、今手元にあるSuhrのストラトです。
特にフロントピックアップのV60LPの音はいつ聴いても想像を超えてくれるんです。
「コンプレッション感」が少ないのに、パワーがあって音が太い!そのバランスが絶妙です!
じゃぁ他のギターでも マイクだけSuhrのV60LPを取り付ければ
ある程度は近づくんだろ?
と思うでしょ!?
ある程度は近づきますが、近づくだけで、
全然満足出来ない場合があるんです。
これは実際にSuhrのV60LPのマイクだけを入手して
別のストラトに搭載してみてテストした結果感じた事です。
実際に試した結果ですので、どうしようもありません。
どうがんばっても別のストラトでは音の硬さが目立って、
弾力のある中音域が出て来ないのです。
「コンプレッション感」は少なくて当然音色は似てはいるのですが、
心地良さが20%くらいダウンするんです。。。
20%ダウンとなると、もう使いたくないレベルなんですよね。
困ったものです。
これまである程度のグレードのエレキならパーツで何とかなる!
くらいに思っていたところが大きかったのですが、とんでもない間違いでした。
やはり、木材の種類、パーツ、組み込み、ネックの反り、弦高、フレットの種類など
全てのバランスで音が出来ているという事でしょう。
メーカー、ブランドは評判が良い物の方が良い物にあたる確率は高いですが、
このブランドだから全部良い!みたいな事は絶対にありません!!
ギターは弾いてみるまで分かりません!!
今度TokaiのレスポールのフロントにSuhrのシングルとか載せてみたいですね。
どんな結果になるんでしょうか・・・
まあ色々書きましたが、ギターの音色の好みなんて人それぞれですので、
私が正しいとか言うつもりはありません。
ただ圧縮されるのは心地よくないのです。
車で言うと、アクセル全開しているのに、電子制御でエンジンは80%の出力しか出さない・・・
みたいなのと似ていますね。
車の場合は常に安全が付いて回りますのでそれも大切ですが、
ギターは制御なしで「バァ~~~~ン!!」と行きたい時は行きたいじゃないですか!?
歌の邪魔したらいけない場合はトーンを絞れば良いですしね・・・(笑)
あっ!そうそう!この「コンプレッション感」ですが、
パワーがあるピックアップ程、「コンプレッション感」が強い場合が多いです。
今回も最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
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