■間違いだらけのギター選び、ギター講師がお手伝いいたしましょうか！？パート１

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奥様に内緒で、次から次へとネットでギターを買ってしまうんです。。。

そういう方、生徒さんでもいらっしゃいます。

まぁでも、それもギターが好きだから！こそですね。

上達していく過程で大きなモチベーションにもなりますので、

大いに楽しんで頂ければと思いますが、

一生もののちょっと良いギターを思い切って買おう！と思った時に

案外お困りの方多いのではないでしょうか？

・予算はどれくらいが妥当か？

・価格だけで決めて良いのか？

・どこで買えば良いのだろう・・・

など、様々な心配事が湧き出てくると思います。

で、これまでも高いギターと安いギターの違いといった内容の事を書いた事もありましたが、

もう極論を書かせて頂きますよ！！

「良いギターとは、

きちんと調整された状態の良いギターです！！」

これにつきます。

勿論、どんなパーツが付いているかとかのスペック的な事は当然弾き易さなどにもつながりますので、

大事なのですが、

一番大事な事は、調整された状態の良いギターを見極めて選ぶという事です。

とてもシンプルな事ですが、これはなかなか難しいですね。

ギターの場合は、チェックしないといけないところは山程あります。

ネックの反り、ナットの調整、フレットの減り、修理修復歴の有無、サドルやブリッジの状態、

低音から高音まできっちり綺麗に鳴るか、エレキの場合は電気系の状態、

ざっとあげただけでもこれくらいはあります。

特に私が徹底的にチェックするのはネックの状態です。

これから永く使って行きたいという場合、これはきちんとチェックしておきたい点です。

酷い場合は、６弦側は順反り、１弦側は逆反りとか、

ナット側付近だけ順反りしているみたいなものも存在します。

これは新品のギターだったら大丈夫という事は決してなく、

むしろ製造されて間もないまだ木の状態が安定していない新品の方が

心配した方が良いです。

海外ブランドの物で、日本に輸入されて間もないギターも注意が必要です。

この様な事があるので、特に新品にこだわりが無い場合は、

状態の良いUSEDギターを探す事をお勧めします。

その方が同じ予算でもより選択肢が広がりますし、

例えば製造されてから１０年以上経っている様なギターで、

今のネックの状態が良いギターは恐らく今後も余程の事がない限り

ネックが大きく反ったりする可能性は低いと思います。

日本の気候をギターという姿になってから何度も体験している木材な訳ですからね。。。

新品のギターの方が買ってから１，２年の間に大きくネックの状態が変化する可能性は

高いと思います。

この事は経験も含めそう感じております。

ネックの反りに関しては、多少変な反り方をしていても

フレットのトップをすり合わせて誤魔化す事も出来なくはないので、

きちんとチェックしたいところです。

まぁネックの状態だけでは勿論ないのですが、大事なところですね。

あと大手の楽器店で買えば間違いない！というのも

半分正解ですが、半分間違いです。

安心な点は何か不具合が見つかった場合、きちんと対応してもらえる点です。

こういう事はなるべく無いに越したことはないのですが、

説明されていなかった点で致命的な不具合がみつかった場合は、

最悪返品という事で対応して頂ける場合もありますし、

大手や老舗の有名楽器店などではその辺の安心度が大きいです。

半分間違いというのは、何とか許容範囲の狂いみたいな事は

正直そのお店の全員が把握している事はまず有り得ません。

沢山ある在庫ギターの細かな状態を全て把握出来なくて当然ですし、

状態も日々変化しますので、これは難しいです。

この何とか許容範囲の狂いを持っているギターもなるべくは避けたいところですね。

ネックの反りにかんしてもどうも気持ち悪い反り方をしているけど、

弾くのには支障ない、、、といった場合です。

やはり永く使って行く事を考えると避けるのが賢明です。

狂い癖みたいな物はどうしてもあります。

ショップとしても許容範囲と判断したからには、その事は把握していても

お客が気付かない限り、敢えてお店の方から必要以上に説明する事は少ないと思いますし、

そういう事は買う側がきちんとチェック出来ないといけない！という事です。

で、予算とかメーカーですが、これは余程のこだわりが無ければ

それ程重要視しなくても良いと思います。

予算は安ければ中古で３，４万円の物でも十分一生ものとして使えるギターは存在しますし、

先にも書きました通り、予算よりも今の状態ですね。

マイク、ピックアップ等のパーツは基本であるギター本体がしっかりしていれば

後からでもいくらでも交換出来ますし。

という事で、ギター選びについて長々と書きましたが、

特にギター歴がそれ程長くない方や、ギターの構造について詳しくない、

自分でギターの調整や整備は殆どした事がない、といった方でしたら

なかなか新たに買うギターのチェックというのは出来ないと思います。

そこで当方が実際に一緒に店舗に出向いて

ギター選びのお手伝いをさせて頂くというサービスをテスト的ではありますが、

開始させて頂きます。

詳細はこちらのページでご確認下さい。

今回も最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。

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