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最近テレキャスターを弾く機会が増えた為、
ストラトキャスターの良い所、悪い所がより分かって来ました。
今回は良い点を一つご紹介しましょう。
■ストラトキャスターの良い点：
・ボディーの右手肘が乗る部分がなだらかにカーブ加工（エルボーコンター）されている
良い点ですが、
これは気になる方が多いと思います。
上の写真の様に一般的なストラトキャスターの場合、
ボディーの右手が乗る部分が、なだらかにカーブ（スラント/傾斜）して
端に行くにしたがってボディーが薄くなっています。
これ実際に右腕をボディーにのせると良く分かりますが、
ギターが密着する部分が多くなるので、
よりギターを抱えている感じがして、フィットする印象を受けます。
まぁ右腕を眺めると分かる事ですが、やはり肘が手先より身体に近づく方が
肩や肘の関節に負担が掛からず、ピックを持つ指先のコントロールもし易いです。
（好みはあると思いますが、少なくとも私は！っね！）
この形状と真逆のギターというと、
ボディーが大きくて分厚いアコギになると思います。
アコギの場合はほぼ１００％に近いくらいストラトキャスターの様な
エルボーコンター加工はされておりませんね。
（ボディーの角を落としたり、トップ材を曲げてラウンドさせているアコギは存在します。）
やはりストラトキャスターからアコギに持ち替えた時は
肘が前に突き出される感じがして、かなり違和感を覚えるのです。
アコギ程ではないですが、テレキャスターもアコギ同様エルボーコンター加工は
されていないのが普通ですので、ストラトキャスターと比べると、やや肘が突き出てしまいます。
ただ、逆にこの点がテレキャスターの音の良さの原因の一つでもあると思います。
それは、エルボーコンターがあると、腕がボディーに密着する面積が増えますので、
よりボディー材の振動を腕で止めてしまっている事になると思います。
実際の影響はそれ程でもないと思いますが、少しはあると思うのです。
随分前にエルボーコンター加工されていない初期のJames Taylorのストラトを弾いた事があるのですが、
これが物凄く良かったのです。
ボディー自体の体積や重量もかなり違ってくると思いますし、
やはり影響は小さくないのかもしれませんよ。
という事で、弾き易さを考えればこのエルボーコンター加工は評価出来ます。
実際テレキャスターをエルボーコンター加工して、ビフォー・アフターで音質の変化を
どなたかレポートしてくれないでしょうか？
きっと音が軽くてアタック感が薄くなってしまうのではないでしょうか？
当然ボロボロとは言え、当方のSuhrのテレキャスターを加工する勇気はございません。
悪しからず。。。
次回はストラトキャスターの問題点、悪い点をご紹介致しましょう。
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