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私自身用に、エレキギターを人前で弾く時に手軽に便利に使える
マルチエフェクターが欲しくなったので、今回探してみました。
実際に生徒さんがお持ちで実際に触らせて頂いた物の中で
紹介したいと思いますが、
予算3万円までという条件でお勧めするのは以下の2機種です。
この予算でとなりますと、どうしてもBOSSは外せませんね。
昔のGT-5は良く使いました。
音質は今のモデルに比べると、ショボかったですよ。
使っていても全然気持ち良くない音でした。
で、実際に触ってみた事があり、やっぱり安定の音質だったのが、
BOSS ME-80です。
見た目はゴチャゴチャしていて、使いにくそう、覚えにくそう・・・
と思ってしまうかもしれませんが、
コンパクトエフェクターを足元に並べている様に
設定用のツマミが並んでおりますので、
パラメーターを変化させるのに、いちいち変化させたい機能を
ディスプレイに表示させて、数値を変えるという必要がなく、
該当のツマミを回して、直観的に音質を変えて行く事が可能です。
これはエフェクターの各機能の事がまだ良く分からないエレキ初心者の方が
エフェクターの機能を覚えて行くのにも向いたマルチエフェクターだと思います。
ツマミが少なく、1個のツマミに沢山の機能を割り当てたマルチエフェクターも
見た目はシンプルで良いのですが、
ちょっと初心者の方がエフェクターの事を覚えて行くには
使いづらく、覚えづらいと思います。
何がどういう機能で、どう使えば、どう変化するのか、
訳も分からないまま、結局はプリセットされた音だけを
使用してしまう、といった事になりかねないのです。
初心者の方が使いやすい、覚えやすいという事もそうですが、
コンパクトエフェクターに慣れた方であれば、
最初から説明書なしでも、かなりのところまで操作出来てしまいます。
これは非常に大きい事ですね。
あとは、自宅だけではなくて、ライブでも使いたいとおっしゃる方にも
このBOSS ME-80は結構実践向きではないかと思います。
それは、ツマミだけではなく、ペダルの数も多いという点です。
写真を見ると、ペダルは一見4個だけに見えますが、
上下で別のスイッチとなっておりますので、
実際は8個のペダル機能を持っております。
これは当然ライブの時などは重宝します。
コンパクトなマルチエフェクターになると、ペダルが2個、3個しかない物が
多いですが、これは本当にライブでは使いづらいです。
1曲の中で使いたい音が4つある!となった場合でも
ペダル2個とかですと、曲の中で使う順番に
予め音色を並べておいて、順番にペダルで変化させて行く事になりますが、
ペダルを2回踏んでしまい、また戻す、、、
みたいな事がすぐに起こってしまいます。
3個前の音色に変えたいとか思っても、戻すにの時間が掛かるので、
同じ音色をいくつもの場所にコピーして保存したりしないといけません。
本当にストレスが溜まりますよ。
またペダルが4個とかになりますと、
本当にコンパクトエフェクターを4個置いている様にも使えますので、
本番中に音色を微妙に調節しながらという事も出来ます。
この辺はツマミ、ペダルが多い機種の優れた点ですね。
あと、お勧めするとすれば、
ZOOM G5でしょうか
ディスプレイに本当にコンパクトエフェクターを並べているかの様な
イメージが出て来ますので、
こちらも直観的に操作が可能です。
ツマミもそれぞれのエフェクターに対して数個装備されておりますので、
使いやすかったです。
エフェクターの順番も簡単に変える事が可能で、
細かいエディットも出来ます。
音質は当方がいつもつかっているVOXのアンプにつないだ時には
ややプリセット音の全体的な線が細いかな?
という印象でしたが、これは細かい設定で改善できると思います。
ただ、バンクの切り替えをしないと3パッチしか使えませんので、
ライブで1曲に沢山の音色を出したい時はバンク切替をしないといけない為、
これはやや実践向けではない様に思います。
という事で簡単にお勧めの3万円以内のマルチエフェクターご紹介しましたが、
もっとお手軽に!
とお考えの方は、一世代前のBOSS ME-70辺りも良いと思います。
こちらでしたら、オークションなどで、上手く行けば15,000円程度(2015年12月現在)で手に入ると思います。
ペダルは4個だけですが、コンパクトエフェクター×4個の感覚でも使えますので、
かなり実践的だと思います。
来年は自分用にME-80、ME-70 辺りを入手してみようと思います。
今回も最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
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