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昨日、YouTubeにアップしている当方のBOOWYのBAD FEELINGの弾き方解説動画に
コメントがございました。
「いつもあなたが空ピックと言っているのは正確にはブラッシングではないのか！？」
とのご指摘でした。
そうなんです！！！
これ、実際にネット上や、教本をチェックしてみますと、
今では、「空ピック」はカッティングの際などにリズムを取る為とかノリを出す為に行う
「空振り」の事！と解説されているものが殆どなのです。
で、当方がこれまで「空ピック」と解説しております、
左手はミュートをした状態で、右手は実際にピックをピッキングしながら
「シャキッ！」とか「ジャッ！」という音を出す事は「空ピック」ではないのかと言うと、
これはこれで「空ピック」で間違いないのです。
では何故この様な事になったかですが、
昔は空ピック＝今で言うブラッシングノートの事だと解説していたギター教材が多かったからなんだと思います。
恐らく若い頃からギターを弾いている現在40歳以上のギタリストは
空ピックはブラッシングノートの事だと思っていらっしゃる方が多いと思いますよ。
実際に布袋寅泰さんが、公式でBAD FEELINGの弾き方を解説している動画でも、
やはりブラッシングノートの事を空ピックと表現されております。
ただ、しかし！！！
昨日調べてみた限り、今は完全に空ピックはピックを弦に当てずに空振りしてリズムを取る事と解説しているものが圧倒的に多く、
実際にピックを弦に当ててブラッシングノートを出す事は、ブラッシング（ブラッシング奏法）と解説されている場合が殆どですので、
当方も時代遅れのギター講師を卒業致しまして、
これを機に、今後は空ピックはピックを弦に当てない空振りの事だと解説したいと思います。
実際に表記する場合は空ピック（空振り）は以下の様にアップ・ダウンの記号を ○（マル）で囲ったりして表現する様にし、
ピックを弦に当ててブラッシングノートを出すブラッシング奏法は ×（バツ）を使用して行きます。
という事で表記の仕方は特に変更しませんが、
今後動画などで解説する場合は、空ピック、ブラッシングをきちんと区別して行きたいと思います。
この事は動画でもきちんと解説してまた近日中にアップしてみたいと思っております。
これまで当方の制作しました教材や解説動画をご覧頂いている方には
今後少々紛らわしくなるかもしれませんが、何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
そして、ご指摘頂きました方、有難うございました。
これで時代遅れのギター講師からちょっと脱する事が出来ました。
今回も最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
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