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ギターを弾く際に殆どの方が
チューナーを使って音合わせ（チューニング）されると思いますが、
チューナーを使わずにチューニングする方法はいくつかあります。
その中にナチュラルハーモニクス音を使って音合わせする方法もあるのですが、
これ、実は正確に音合わせすることが出来ないんです。
今回はそのことについて説明した動画をアップしてみました。
短く説明すると、
フレットに弦を当てて音を出す時は平均律（へいきんりつ）の基準で決められた高さの音が鳴っていて
ハーモニクス音は純正律（じゅんせいりつ）の基準で決まっている高さの音が鳴るので、
ハーモニクス音でチューニングしても、いざ普通にフレットに弦を押さえつけて弾きだすと、
音が正確に合ってないという状態になってしまっているんです。
動画の後半ではこの平均律と純正律について、出来るだけわかりやすく説明しております。
私も今回初めて興味をもって調べてみたことですので、
表現方法など微妙な点があるかもしれませんが、
その辺はYouTubeのコメント欄に詳しい方からの反応があることを期待したいと思います。
詳しいところは動画でご確認いただくとして、
ここでは音律、平均律、純正律について、超簡単に説明しておきます。
■音律：各音の音程関係を規定する基準のことです。
こういった基準を決めたことで色々な曲を様々な楽器が一緒に演奏することが出来る様になったと言えます。
音律の種類としてはピタゴラス律、中全音律、平均律、純正律などがあります。
■平均律：音律の１種で、１オクターブを均等に１２分割した音律。
メリット：調（Key）が変化してもハーモニーの乱れ崩れを感じにくい
デメリット：純正律ほどの調和感は得づらい。
■純正律：音律の１種で、ある基準となる音を決めて、その基準音に対して調和する様にその他の音を決定している音律。
メリット：基準音とその他の音の調和度が高い。
デメリット：基準音に対して調和がとれる様に各音を調整している為、調（Key）が変化すると調和が崩れてしまう。
この様な感じです。
動画内ではもう少し詳しく解説しております。
動画最後で「ではハーモニクス音でのチューニングは絶対しない方が良いのか？」
について 私なりの答えを語っておりますので、是非最後までご覧ください。
動画内で解説に使用している数値等は以下のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
http://www.beyondthesound.com/ja-JP/guitar_2.php
平均律、純正律などの音律の聴き比べの動画をアップされている方が居られましたので、
ご興味がある方は以下の動画もご覧ください。物凄く面白いです。
私はその各音律の違いを感じ取ろうと最後まで聴き込んでしまいました。
それでは私なりに分かりやすくハーモニクス音でのチューニングでは
どうして正確な音合わせが出来ないのか？を解説した動画をご覧ください。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
さて、KOTA MUSICの新展開！
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