■ギター講師から一言！残念ながらいい加減な弾き方を何十年続けても上手にはなりません。。。「綺麗な音を愛しましょう！」

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ギター教室でレッスンをしておりまして、

ピッキングやフィンガリングがまたきちんと正確に出来ていない段階なのに、

スピードアップして弾き続ける生徒さんが非常に多いと感じます。

と言いますか、９５％くらいの生徒さんがそうです。。。

これ、簡単に言い切ってしまいますと、

そういう風にしてすぐにオリジナルに近いスピードに持っていって

練習を続けてしまうというのは、残念ながら

「上達する為の練習法を選ぶセンスに乏しい・・・」

と言えると思います。

勿論出来るだけ早くオリジナルと同じスピードで弾きたい！

という気持ちは分かります。

しかしながら、正確でないフィンガリング、ピッキングのままスピードアップして

練習を続けてもその先に待っている結果は

「いい加減なフィンガリング、ピッキングのまま超高速に弾ける様になった自分が出来上がるだけ！！」

なのです。

この事は何度言っても分かって頂けない方が少なくなくてですね・・・困る事も多いです。

この辺、じっくりとゆっくり練習に取り組める感覚をお持ちの方は

ます綺麗な音を出されます。

とにかくギター演奏の上達を望まれる方は、まず綺麗じゃない音、雑な音を嫌いになって欲しいのです。

「もしギターフレーズに歌詞があったら・・・」

そう考えるのも良いかもしれません。

皆さん、もしご自分が何かの曲を歌われる時の事を考えてみてください。

歌詞がある曲の場合は、きちんと歌詞の内容が相手に伝わる様に自然と歌いたくなりますよね。

常にムニャムニャ歌って、何を歌っているのか歌詞が全く分からない様な歌い方を誰かがしていたら

あなたはどう感じますかね？？？

「こいつ！何歌ってるのか分からねぇ～～～」とちょっと不快感を覚える方も居るかもしれません。

私はギターを演奏する時にもそういう自然な感覚を持って欲しいのです。

フィンガリング、ピッキングがいい加減なままスピードを上げてギターを弾く事は

何を歌っているのか分からない感じでムニャムニャ歌をうたっているのと同じで、気持ち良いものではない！！

という事なのです。

どんなに遅くなってもよいので、綺麗な音で弾けるところまでスピードは思い切って落として練習してください。

これだけです。

そんな事していたらいつまで経っても速く弾ける様にならないじゃないですか？？

はい！そんな簡単に綺麗に速く弾ける様にはなりません。

３０年以上弾いて来てもまだピックを替えたり、弾き方を変えたりして研究し続けているんですから・・・

弾けないフレーズなんて世の中に星の数程ありますしね。

いい加減に速く弾く事もムニャムニャ歌う事もそれが「狙い！」の場合は勿論問題ございません。

それも一つの表現方法ですから。

しかしそれしかしないというのは余りにも楽をし過ぎであって、表現の幅が狭すぎますね。

こういう事は何もギター演奏を習得する事に限った事ではございません。

商売でも仕事でも何にでも通ずる事だと思います。

仕事などで偶然上手く行く事はあるかもしれませんが、偶然出来た事はもろくて、幸福感も薄い事が多いです。

やはり積み重ねる事で得た結果というのは、何物にも代えがたい幸福感があります。

と言いますか、良い結果のみに幸福感があるのではなくて、

そこに辿り着く為に「無心で継続して積み重ねて行ける事」にこそ大きな幸福感があるのだと思います。

私は中学生や高校生の生徒さんにレッスンの時によくこういう話をするのですが、

まぁ９９％「はぁ～～～？？？？」という感じで聞いておられますね。。。((+_+))

結局は自分自身が人に話す事で再確認しているだけなのですが、

これからもギター以外の事も伝えられるギター教室でありたいと思っております。

「ギター弾く事はね、人生そのものですよ！人間そのもの！！」

さてさてこれまでYouTubeにアップしたレッスン曲のデモ動画の中で

難易度３本の指に入る動画は以下の「カントリー風スーパーレッスン曲」のデモ動画です。

これはいつになっても完成する気がしませんでした。絶対にどこかでミスしてしまいます。

それくらい続けて弾くのが難しかったですね。

何てことない感じに聴こえますが、聴くのと弾くのと大違いです！！

でもこの教材を作って私自身物凄くピッキングが正確になりましたよ！

皆さんも是非お試しください。

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今回も最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。

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