■ギターの木部を塗装をせずに保護する方法！！

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お気づきの方は恐らく居られないと思いますが、

当方がいつも解説動画などで使用しております

Suhr のテレキャスター、遂にボディーのエルボー部分を大きくカット致しました。

詳細は後日ブログでご紹介致します。

Suhrのボディーを自分で削るって！！？？

アホですね！？

もう一生持っておこうと決めましたので、躊躇などありません。

さて、ボディーを削るとなると、問題になってくるのが、塗装ですね！

削った後、無垢のままだと当然水分を吸ってしまったりして、

良くないですね。

当然これは木材の種類にもよります。

皆さんご存知の通り、指板に使われるローズ材は塗装しないのが普通です。

まぁ当方の経験上、ギターに使われている木材はそれ程神経質にならなくても

通常人間が快適な気候の下ならば大きなダメージは受けないと思います。

ただ腕が直接触れるエルボー部分となるとやはり何かの対策が必要ですね。

一番先に考えるのは再塗装です。

しかしこれは以前大きく音色が変化した経験があるので、

絶対にしたくありません。

塗装はギター製作の過程の中でもかなり重要な部分だと思っています。

どんなに良い材を使用してしっかり作っても、

最後の塗装で全く鳴らない、湿った鳴りになるケースを多く知っています。

オーダーメイドのギターを製作している工房でも塗装に何のノウハウも持っていない工房を

実際に知っています。

恐らく塗装に関して、有名ビルダーは相当の秘密を持っている様に感じます。

幾らラッカー塗装と拘ってみても、やり方が悪いとただデリケートなだけの塗装になってしまい、

良さなど何も引きだせないと思うのです。

塗装は怖いですよ！

皆さんご注意下さい！！！

という事で、木を保護する方法をネットで検索していたのですが、

良いものを見つけましたよ！

未晒し蜜ロウワックス

という製品です。

基本的に塗装などされていない無垢の木に使用するワックスなのですが、

キッチン・水廻りにも使用出来る保護力があるのに、

徹底的に自然素材にこだわっておられます。

塗布後のメンテナンスもキッチン・水廻りでも半年～１年。

壁などに使用する場合は、殆どメンテナンスの必要がないそうです。

実験で７年以上の防水効果を確認との事です。

これは素晴らしいですね！

で、早速サンプルを送って頂きました！有難うございます！

そんでもってボディーを削って、(>_<)

早速塗布、、、

施工は薄～～く塗って拭き取るだけですので、

少ない面積だと１，２分で完了です。

その後、半日～１日乾燥させて終わりです。

現在１週間程経ちましたが、良い感じです。

薄く塗るのがコツで、厚塗りしなければベタつく事もありません。

羽だ触りも無垢の木そのままです。

このワックスでボディーもネックも仕上げたギターを作りたくなります。

それでは後日Suhrの無謀なボディー加工のレポートしたいと思います。

テレキャスは角ばったボディー形状が良い音の秘密だと思っていたのですが、

エルボー部分だけの加工では、音色の変化は分かりませんでした。

当然変化しているのでしょうが、正直変化は分からない程度のものです。

かなり削る体積の事は考えましたけどね。。。

とにかくね、弾き辛いギターは嫌いなんです。。。私、、、(/・ω・)/

今回も最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。

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