■PRS(Paul Reed Smith)SingleCut 10TOP来たで～～～～！！

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何の報告もしておりませんでしたが、昨年末に手に入れたばかりのJ.W.Black のストラトは当教室の生徒さんのところへ旅立って行きました。

素晴らし過ぎるギターでした、とにかく全てが上質でした。

間違いなく現代のストラトの最高峰だと思います。

そんなこんなで寂しい思いをしておりましたが、

今度はPRS(Paul Reed Smith)SingleCut 10TOPがやって来てくれました。

シングルカッタウェイの10TOP仕様です。

10TOPは木目が標準より少し綺麗・・・みたいなオプションですかね・・・良く分かりません。。。

このトップのメイプルですが、珍しい事に１ピースなんです。

普通はセンター合わせの2Pが多いですけど、木目を見た瞬間に１枚で使いたくなったのでしょうね。非常に綺麗です。

そして気に入っている点がポジションマークです！バードインレイでは無い極普通のドットポジションです。

バードインレイは廉価版モデルでも使用されておりますし、もう何か使い過ぎですよね。

特別なモデルだけにして欲しかったというのが正直な気持ちです。

早速各部チェックしましたよ！

ネックジョイントはフロントPUのエンドくらいまで深く差し込まれております。

リアPU内にはバーコードが・・・

何か造りが丁寧ですね。弾かなくても良い音が出そうな事が分かります。

コントロールキャビティー内は綺麗な取りまわしですね。導電塗料もしっかり塗布されています。

どこかの記事でみましたが、ポールリードスミス氏はこの導電塗料はあまり塗りたくなくて、

ノイズは配線の材や取りまわしの工夫でなんとかしたいらしいです。

確かに、導電塗料を塗りたくれば、ノイズは減りますが、ピックアップの一番美味しい高域成分が綺麗に無くなりますからね。

当方は絶対に塗りません。マイクノイズの何が悪いのか分からないからです。

一流スタジオミュージシャンじゃないんだからそのピックアップの全てを引きだして楽しまないとね。

ノイズと一緒に高域成分まで取り除いてどうするんですか！？？？高い、高いマイク付けてるのに・・・

別に興奮する事ではないのですが、そんなに静かに弾きたいんですかね。皆さん。。。不思議です。

で、PRSの秘密を発見いたしました！！

コントロールキャビティのフタの裏にそれはありました！

何ですかこれ！？？？

ブラス製っぽいですけど、共振とか止める役目？？

キャビティ内の電気的に余分な物を除去とか？？？

ですかね？？？分かりませんが、ちょっとオーディオ機器っぽいですね。

でも何か秘密がありそうです。

ピックアップはフロント、リア共、上位シリーズのプライベートストックでも非常に良く使われている名器#7 です。

で、実際にアンプから出る音ですが、パワーはほどほどで、

変なコンプレッション感はなく非常にナチュラルな感じです。

これはハムバッカーの名作ですね。

あと、このギターの驚くところはその「生音」の良さです。

物凄く「木」がしっかり鳴っているのが分かるのです。

これまでアーム付のPRSは何本か所有した事はありましたが、

やはりアームを使わないならこのストップテールピース仕様が良いですね。

強くブリッジミュートしても音程が上がりませんしね（笑）

本当に生音が心地よくて、アンプ無しでもずっと弾いていたくなります。

これ弾いてしまうとセミホローとかも試してみたくなりますよ。

と、褒めまくりましたが、確かに良いのは良いのです。

確かに良いのですが、当方はちょっともうハムバッカーだけのギターは自分用には持たないかもしれません。

やはりシングルコイルに比べると伝えてくれる情報量が少ないのです。。。

簡単に音が出てしまう感じは素晴らしいのですが、楽しいか？と聞かれれば

「ウ～～～ン？？？？？？」となります。簡単に音出過ぎです・・・（笑）

弦の振幅を大きくなる様ピッキングしてフレットに少し当たってビビってしまうゾクゾクする様な感じの音成分などは

どれだけ出力を抑えたクリアなハムバッカーでもシングルコイル程は出力してくれません。

酷い場合はビビらせたいピッキングしてるのにビビってないみたいな音に聴こえます。。。

そういう細かい微細な音まで出力して欲しいのです。「ゾクゾク」したいのです。

でもハムバッカーの音が要らない訳ではありません。

フロントPUで甘く単音旋律を弾いた時やコードをフラットに弾きたい時には絶対に欲しいんですよ。

と言う事で先日５個もピックアップを付けたギターを作ったわけですが・・・(>_<)

今回やって来たPRS(Paul Reed Smith)SingleCut 10TOPを使って動画を撮ってみましたので、

是非観てやってください。

いつもよく弾いているRandy Rhoads ランディ・ローズのDEE という曲です。

Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)在籍時に作った曲ですよね。

アコギでパーカッシブに弾いたり、難しいコードを使ったアレンジものを弾くよりも

こういうのをソリッドのエレキで弾く方が好きなんですよね。

何か人間が出て恥ずかくなる感じが好きなんですよ。

YouTubeページが開きます。
https://www.youtube.com/watch?v=j74tum34RgE&index=7&list=PLhuN7MW6fz4jTeJm18rPO1df4v37zy7uX

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