アコースティックギターに関しましては、以下の調整を施しましてから出荷致します。
工程画像はフォークタイプになりますが、
他のモデルに関しましても同様の調整を行います。



■行程1:ネックの反りのチェックと調整です。
ネックはギターの命です。これが反っていると弾き難いだけでなく
音程も合いませんし、音が切れたりするトラブルも引き起こします。

行程2:ナットの溝の調整(修正)です。
弾き難いギターの多くはこのナットの調整が出来ていない事が非常に多いです。
初心者が苦労するFのコードもナット溝を適正にしてやる事で押さえる力も少なくて済み
綺麗な音が出易くなります。
ナット溝を削るには専用のヤスリが必要ですので、普通のヤスリでの作業はまず無理です。

行程3:サドル部の弦高調整です。
ナットの調整と同時にブリッジ部での弦高調整も重要です。
せっかくナットを調整してもこのサドル高さが高すぎると非常に押さえるのに力が要ります。
逆に低すぎると音がビビったりして、音が綺麗に出てくれません。

行程4:フレットのチェックと調整です。
ネックが反っていなくても、フレットが不揃いですと、やはり音がビビったりして、綺麗な音が出ません。調整が必要な場合は極稀ですが、調整が必要な場合は、修正を施します。
行程5:最終チェック
実際に弾いてみて、全体の最終チェックを行います。この段階で、調整が必要な箇所が見つかれば、再度調整を施します。



Copyright(c) KOTA. All Rights Reserved.